クイズ世界はミーバイミーバイ
しんごとゆりの世界旅行。2007年7月31日から2008年12月半ばまでの旅の記録。
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悲しい運命
ここ数日は、近くのハムロン山をハイキングしたり、バイクを借りてサパの谷の景観を楽しんだりして過ごした。

今日の昼訪れたターフィンという赤ザオ族と黒モン族が一緒に住む村では、終始赤ザオ族の人々が同行し、村を案内してくれた。
「どこから来たの?名前は何?私は~です。年は?結婚は?子どもは?いつサパに来たの?」などと、すっごくフレンドリーに話しかけてくれるんだけど、それが続けば続くほど、僕は憂鬱になっていった。
だってどーせ最後は「みやげ物買え買え攻撃」を仕掛けてくるんでしょ。そして僕らが「買わないよ」なんて言った時にゃあ、今までの笑顔が一変するんでしょ。今のフレンドリーさも、僕らが「買わないよ」なんて言わせないための偽りのものなんだ。僕らのことなんてただの金蔓なんだ。
なーんてひねくれて、ほっぺをプッとふくらましたところで誰も相手にしてくれないし、それどころか「気持ち悪いよ」と言われるのがオチなので、ここは村を案内してくれるお礼としてみやげ物を買おう、そして気持ちよくさよならしよう、と気持ちを切り替えることにした。
それに彼女たちの生活の場にのこのこ踏み入れ、じろじろと見ていくんだから、みやげ物を買えという彼女たちを「うっとおしい」と思って追っ払うのはやっぱり違うよね。

さて、そんなわけで、赤ザオ族の人々と一緒に村を歩いていたら、サパの町で少し仲良くなった黒モン族の女子に出会った。どうやらフランス人のバイクの後ろに乗ってやってきたみたい。
「おー、お前ここで何やってんだ」なんておしゃべりしてたんだけど、10分くらいたつと赤ザオ族の人たちが「もう行こうよ」と言ってきたので、黒モン女子とはバイバイした。
しばらく歩いてから12歳の女の子が「あの子たちはカットカット村の子でクレイジーだ。私は嫌いだ」と言い出した。
「おお、やっぱりここでも民族対立が起こっているのか」と人類共存の問題にぶつかったんだけど、「やっぱこの村に住んでいる黒モン族の人たちも嫌いなん?」と聞くと、「ううん。彼らとは一緒に学校に通ってるし、友達もたくさんいるよ」と彼女は答えた。どうやら、さっきの黒モン族の女子は、違う村なのに時々外国人たちとやってくるらしく、そこが気に入らないみたい。
確かにちょっとイケイケの雰囲気を持った子で、僕に「日本人の男子紹介してよ。20代から30代までならオッケーよ。え?あなたはダメよ。だって結婚してるし、ハンサムじゃないもの」なんてことを言うのだ。うん、最後のとこがかなりクレイジーだ。

ひと通り村を案内し終わったら、待ってましたとばかりに彼女たちは背中に担いでいたカゴをおろし、みやげ物を取り出した。まあ覚悟はしていたので、素直に彼女たちの要望に応じ、ゆりが気に入った小さなポーチと筆箱を買った。
これで笑顔でさよならできると思っていたら、お土産を買わなかった人たちから「お前は買わないのか」と言われた。やっぱり。結局全員から買うことは無理なので、こうなると思ってたんよ。こうなるのが憂鬱だったのだ。しかも、予想以上に赤ザオの人たちはいいやつらだったのでなおさらだった。
「いや、僕らは夫婦で一緒だから」なんて言い訳しても通じず、何やら最後は文句を言われ、結局僕は嫌われてしまったのだった。悲しい。

さて、今日で旅も3ヶ月が過ぎた。明日にはベトナムのビザが切れるので、中国に入ろうと思う。
丸々一ヶ月ベトナムを旅してきたわけだけど、山あり谷あり海ありおっぱいありと、かなり満喫させてもらった。あっでも、そろそろ日本に帰ってマンキツに行きたいかも。(うまくないな~)

この一ヶ月で使ったお金  86182円
訪れた町     ホーチミン、ニャチャン、ホイアン、
            フエ、ハノイ、サパ
訪れた世界遺産  ミーソン遺跡、ホイアンの町並み、
             フエの建造物、ハロン湾
食べた米粉の麺(フォーやブンなど)の数  30杯
調査した女性の胸の数  11081対
少数民族にたかられた回数  101回
ダンモーイをビヨンビヨンした回数  8620583ビヨン

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僕を嫌う人々 一番左がボスだ
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クレイジーブラックモンガールとボス でもほんとはとっても感じのいい子なのだ
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これクリックしたら、悲しい運命が当たるらしいよ。



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うわあ、まるでお花畑やあ
サパから110キロ離れたとこにあるバックハーという小さな町のマーケットに行った。日曜日だけに開かれるというこのマーケットの目玉は、周辺の村々に住む花モン族の人々が大勢買い出しに来ることで、サパではこの買い出しに来る人たちを見るためのツアーが人気らしい。「週末サパに来たならバックハーに行かないとバカですよ、バカ!」みたいなことがガイドブックに書かれてあったので、素直に従うことにした。

くねくね道を3時間バスで揺られ、フラフラしながらバックハーに降り立つと、そこはまるでお花畑だった。色鮮やかな民族衣装を身にまとった人々であふれかえっていたのだ。花モン族とはうまいこと言ったものだ。

民族衣装を見ると、「みやげ物買え買え攻撃」が脳裏をかすめ、思わず身構えてしまったんだけど、彼女たちの大半は僕ら旅行者なんかいっこうにかまう様子もなく、各々の買い物に夢中だった。逆に、写真を撮っている僕らのことを「あんたらジャマよ」とばかりに、グイッとおばあちゃんたちに押しのけられたりするのだった。

彼女たちは、週に1度、うんとおめかしをしてこのマーケットにやって来て、食料、日用品などを買い込んだり、久しぶりに違う村の友達と会っておしゃべりしたりするらしい。東京でいうと原宿みたいなもんか。いや六本木か。いや高田馬場か。
中には夜明け前に村を出発し、20キロもの道のりを歩いて来る人たちもいるんだとか。

アイスをなめているいる人たちをたくさん見たので、僕らも食べてみることにしたんだけど、あまりおいしいものじゃなかった。でも彼女たちにとっては週に1度の楽しみだったりするのかなあ。1本1000ドン(7円)也。

市場の奥には水牛のマーケットも開かれていて、威厳に満ちた牛たちがたくさん綱に繋がれていた。
値段を聞いときゃよかったなあ。安けりゃ買って、旅のお供に連れていったのに。残念だ。

買い物やおしゃべりに勤しむ民族の人たちを見てると不思議な感覚に襲われた。まったく僕らとは違う世界が目の前に展開されていて、でも中心にいるのは僕らと同じ人間で・・・うまく言えないけど、僕がここに生まれていたら、なんてことが、ふと頭をよぎったりした。
この厳しい自然環境で暮らす人々にだんだんと興味を持ち始めていた。

おもしろかったのは、女の子たちがワイワイ言いながら、映画や歌手のV-CD(DVDみたいなもん)を買おうとしていたのを見たことだ。そういう機械もちゃんとあるんだと、僕の勝手なイメージを少し修正した。けど、その後訪れた花モン族の村で、一般的なお家をお邪魔させてもらったんだけど、服などの布や寝床があったくらいで、他には何もなかった。僕の以前のイメージと同じだったので、また修正し直した。まあ、いろいろっちゅうことでまとめさせてもらった。

バスでサパに帰るとき、また村まで徒歩で帰る人々とたくさんすれ違った。おばあちゃんも重そうな荷物を抱えて歩いていて、「そりゃ強いわ。みやげ物も買わされるわ。」と妙に納得したのだった。


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「あいつですよ、生意気な新入生ってやつは」
「後で、体育館の裏に呼び出しておきな!」



これクリックしたら、V-CDが当たるらしいよ。


「みやげ物買え買え攻撃」をくらう
昼、道を歩いていたら、グイッといきなり腕をつかまれた。
「うーわ、何?」と思って振り返ると、黒モン族のおばあちゃんが「これ買って」とばかりに刺繍が施されたミサンガをちらつかせている。
「いや、いらないっす」と断り行こうとすると、おばあちゃんはサッと僕の手首にミサンガを巻き始めた。
「ノー、ノー」と言って断ると「2000ドン(15円くらい)でいいから」と強引に結んでしまった。
「じゃあ、一緒に写真撮ってくれたら1000ドンで買うよ」と言うと、おばあちゃんは「オッケー、オッケー」とうれしそうに応じてくれた。
写真を撮った後1000ドン渡そうとすると、「ミサンガ1000ドン、フォト1000ドン、合わせて2000ドン」と言って怒りはじめた。う~ん、おばあちゃん、そりゃないよ。結局1000ドン渡しておばあちゃんから逃げた。

日が沈んだ後、道を歩いていたら、赤ザオ族のおばあちゃんに声をかけられた。英語がとても上手で思わず応じてしまった。
肩掛けカバンを僕らに薦めてきたんだけど、その刺繍が見事で見入ってしまった。今使ってるカバンは9年前のバンコクで買ったやつで、ちょっと限界がきてるので、買ってもいいかなと思い始めた。
「これ2ヶ月かかって作ったのよ」とおばあちゃん。
に、2ヵ月ですか!
「おばあちゃんが作ったの?」と聞くと、「イエス、とっても時間がかかるのよ」と言う。ずっと刺繍しているわけじゃないとしても、すごい手間隙だ。
値段を聞くと10万ドン(700円くらい)だった。おばあちゃんの労力を考えると破格の安さだけど、残念ながらこっちでは少し高い。昼間ゆりが刺繍入りのズボンを5万ドンで買っていたので、それくらいまでは下がると思われる。が、2ヶ月もかけて作ったこのカバンを「まけて」とはちょっと言えなかった。結局断るのも悪い気がして、3万ドンの小さいカバンを買った。この小さいカバンの刺繍も見事だった。

夜、最近通っている路上焼き芋屋さんで芋を食べていると、3人の黒モン族の女の子たちがやってきた。
「いらないよ」と彼女たちに言うと、「フォーユー」と言って1人ずつ僕の膝の上にミサンガを置いていった。
「フォーユー」と言ってももちろんタダではなく、彼女たちはお金こそ要求してこないものの、ずっとその場を離れようとしない。まいった。
こんなに夜遅くまで頑張っているので1本だけ買ってあげることにした。1000ドン(7円くらい)渡して2本のミサンガを返そうとしたけど、受け取ってくれない。依然黙ってその場に立ち尽くし、じっとこっちを見てくる。これはたまらない。もう2000ドン渡さないとダメかなと思っていると、芋屋のおばちゃんが助け舟を出してくれて、彼女たちを追っ払ってくれた。去り際、僕から2本のミサンガを取っていくことは忘れてなかった。
時計を見たら、10時をまわっていた。いったい彼女たちはいつ家に帰るんだろうか。

とりあえずミサンガがかなり増えつつあるので、Jリーグが始まったときみたいに、またミサンガブームが来てほしいな。でも来ないな、きっと。


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これクリックしたら、ミサンガが当たるらしいよ。


ぱ、ぱーふぇくと・・・
昨日、今日と、黒モン族の村までトレッキングしたり、バイクを借りてサパの谷をツーリングしたりして過ごした。んだけどね、これがもうすごかったんよ。
はっきり言って僕はサパをなめていた。ゆりが「ねえ、サパ行こうよ。」とウルウルした瞳で言ってこなかったら、たぶん来てなかったと思う。「サパだかスパだか知らねえけど、長島スパーランドには勝てねえよ」とハノイあたりでフォーをフーフーしながら食べてたはず。あー、なんて愚かな僕。うんこだ、うんこ。

山の斜面に作られた棚田。その下を流れる清流。そしてなんとも素朴で、懐かしいような、そうでないような、胸の真ん中あたりを鷲づかみされてしまう少数民族の村々。僕の知ってる単語じゃ表現不可能。「すっげ!やっべ!たまんねえ!」ぐらいだ。
今まででラオスで見た山々の景色が一番だったけど、それ越えたわ。
「うーわ、めっちゃええ景色やん。」東南アジア部門、堂々の1位決定!パチパチパチ。

中でもやっぱ村がすごかった。「あれ、僕、いつタイムマシーン乗ったんだっけ?」と首をかしげちゃうくらい時代を無視した風景。
「ラストサムライ」の小雪たちがいた村の撮影はここだったんだ、とちょっと本気で思った。渡辺謙もびっくりだ。

今はちょうど収穫期で、人々が腰を曲げて稲を刈っていたり、風呂桶みたいな木の箱に、刈った稲をバシバシやって脱穀?していたり、みんなで協力して働いていた。子供たちも重そうな米の袋を担いで運んでいた。機械の音なんて一切しなかった。
たぶん昔からずっと同じやり方でやってるんだろうね。

前回のブログで小学校に行かないで働いている少数民族の子供たちをかわいそうと書いたけど、村の人々を見てると、僕の価値観を当てはめること自体が間違っている気がした。
僕らは確かに彼らより便利で進んだ文明の中で暮らしているけど、だからと言って幸せとは限らない。
「幸せってなんだっけ、なんだっけ、ポン酢しょうゆはキッコーマン」とさんまさんが言ってたの思い出し、真剣に考えちゃったよ、ほんと。いや、うそ。

一応、村々には学校らしき建物があって、勉強している子たちも見かけた。やっぱちょっとうれしかった。
今夜は満月がめっちゃきれいだビヨヨヨヨーン。

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これ毎日クリックしてたら、渡辺謙が当たるらしいよ。



お地蔵さんとダンモーイ
ハノイから夜行列車とミニバスを乗り継ぎ、サパという町にやってきた。標高1560㍍らしく、山々に囲まれ町は霧に包まれていた。気温もぐっと下がり、熱帯を旅してきた身にはこたえる。今持っている服では冷え込む夜は耐えられないので、明日にでも市場であったかいやつ買わなくちゃ。

寒いのはちょっと嫌だけど、その分今まで旅してきた景色とはぜんぜん違い、なんだか新鮮でウキウキした。いよいよ東南アジアの旅が終わるんだなあと、少し寂しい気もしたけど。

サパ周辺には少数民族の村々が点在していて、そこへのトレッキングツアーが人気なんだけど、町のあちこちでも民族衣装を着た人たちを見かけた。日本人によく似た小さな女の子とおばあちゃんが多かった。
以前にも少し書いたけど、僕はけっこう少数民族に興味があるので、「うわあ、黒モン族やあ。うわあ、赤ザオ族やあ。」と彼女たちに近づいていくと、逆に彼女たちに迫られ、「みやげ物買え買え攻撃」をくらわされてしまった。
いつもなら、「あっオラいらねえ」とさっくり断るんだけど、この少数民族の人たちにはちょっと躊躇してしまう。だって少数だよ。英語で言うとマイノリティーだよ。たいして大学の人類学のゼミでも勉強してないので、彼らのおかれている状況とかよくわからないんだけど、勝手に苦労しているんだろうと僕は決めつけているのだ。
きっと彼女たちは、朝暗いうちから村を出て、徒歩で数時間かけてサパまでやってくるんだ。そして一日中、外国人に声をかけて、夜また同じ道を歩いて帰るんだ。その途中のお地蔵さんに「寒かろうに」と言って、お土産用のスゲガサをかぶせてあげるんだ、きっと。
家に帰ると「お父さん、お母さん、今日は3つ売れたよ」「そうか、そうか。よく頑張ったね。寒かったろう。さあ、こっちへおいで。」と、ようやく家族団らんが始まるのだ。きっとそうなのだ。

その時に「今日ね、あほそうだけど優しいジャパニが1つ買ってくれたよ」なんて会話が交わされたら、うれしいではないか。
というわけで、1人の黒モン族の女の子から「ダンモーイ」という楽器を買った。
以前僕がアンコールワットで「バイヨン」と名づけた竹の楽器を覚えている方はいるだろうか。あのビヨンビヨンするやつ。ベトナムではこの「バイヨン」を「ダンモーイ」というらしい。しかもここで売ってるのは胴でできていて、ビヨヨヨヨヨヨヨーンと長く響いてかっちょいいのだ。実はこの胴のダンモーイ、ハノイの楽器屋さんで見つけてすでに2つ購入していたんだけど、さっきのかさこ地蔵の話を思い出して、買わずにはいられなかったってわけだ。ビヨヨヨヨヨーン。

夕方、小学校が終わったらしく、門から小さな男の子と女の子がたくさん出てきた。近くでは黒モン族の女の子たちが外国人に声をかけていて、やっぱり少しかわいそうに思った。

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「なあ、今晩俺ん家来いよ。両親、旅行に行っていないんだ。大丈夫、幸子のとこ泊まりに行くって言えばいいじゃん。なあ、いいだろ?」


これ毎日クリックしてたら、お地蔵さんが当たるらしいよ。



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