クイズ世界はミーバイミーバイ
しんごとゆりの世界旅行。2007年7月31日から2008年12月半ばまでの旅の記録。
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ジョーンズ博士とぺトラ
イスラエルからヨルダンに戻ってきた。無事ノースタンプでイスラエル出国、ヨルダン入国できたので、イスラエルに入国した証拠がパスポートに残らないことになる。しめしめ。
2日間首都アンマンでゆっくりした後、僕らはヨルダン観光最大の見所ぺトラ遺跡へと向かった。

ぺトラは2000年以上も前から、アラビア半島からやってきた遊牧民のナバタイ人やベドウィン(砂漠の民)によって栄えた中継都市。
映画「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」の舞台にもなってるんよ。ジョーンズ教授の父ちゃんが撃たれ、聖水を取りに行く最後の神殿がぺトラにあるんだって。こりゃ行っときゃないと。

ぺトラの宿では毎晩毎晩「インディ・ジョーンズ」のビデオショーが行われていて、僕らも擦り切れてかなり画像が悪くなった映画を観て、気分を盛り上げた。気がつくと「チャーラチャッチャー、チャーララー」とテーマソングを口ずさみ、気分はすっかりジョーンズ教授だ。

朝6時に宿を出発。これまでの経験上、人が少ない早朝の方がだんぜん雰囲気があってよかったからね。
ぺトラ遺跡までは、シークと呼ばれる狭い岩の裂け目を2キロほど歩いていく。これがおもしろいくらいにパックリとでかい岩盤が裂けてるんよ。高さもマンションの6階くらいはありそうで、朝だから太陽の光も入ってこない。
僕らは「ぺトラはまだか」とぶつぶつ言いながらシークを歩き続けた。30分くらいたった頃、ようやく前方の岩の裂け目から光が!そして、昨夜観たばかりの神殿が岩の隙間から見えるじゃないか!
「う~ん、これはにくい演出ですね」と解説の中野さんもうなった。狭い裂け目を歩き続けた先にはでかい見事な神殿が待ってるんだからね。なかなかやるなあ、ナバタイ人。
エル・ハズネと呼ばれる映画で使われた神殿風の霊廟は、幅訳30メートル、高さ43メートルあるらしい。でかくて圧倒されたけど、これがすごいとこは崖を削って削って作ってあるとこなんよ。崖の中に神殿がすっぽりと収まってて、「いやあ、よく彫ったねえ」と2000年前の人間に感心せずにはいられない。これはすごい。さぞかしジョーンズ教授もびっくりされたであろう。ただ、中に入ってみたけど、どこにも聖水が見つからなかった。せっかく永遠の命を手に入れる予定だったのにな。

ぺトラ遺跡は歩ける範囲ではあるけれど広く点在していて、僕らは2日券を買って暑い中遺跡巡りをした。旅人の多くが「1日で充分ですよ。」とか「エル・ハズネ以外たいしたことないですよ。」などと言っていたんだけど、僕らは2日間をけっこう満喫した。どうやら僕は遺跡が好きらしい。ということに旅に出て気づいたよ。
昔の人間の技術の高さに驚いたり、「なぜこんなものを建てたり、彫ったりしたのか」などと考えてたり、想像したりするのがけっこう楽しかった。
ぺトラ遺跡ではエル・ハズネほどは大きくないけど、岩をくり抜いた建物がけっこうあって、それの上部には必ずといっていいほど階段状の模様が彫られていた。これは、ナバタイ人が、死者の魂が階段を上って天国へ行くと信じていたからだそうだ。おもしろいねえ。
その他にも生贄祭壇なんかもあり、当時ナバタイ人がどんな生活をしていたのか興味が湧いてくるよ。

ぺトラは岩そのものもおもしろかった。岩肌がとても美しいんよ。マーブル模様だったり、地層がさかなの鱗みたいだったり、ベーコンに見えたり。
「この地層はどうしてこうなったのか?」と我々はおおいに語り合い議論したが、誰一人として詳しいことはわからず、適当なことを言い合いながら、ゆっくり遺跡をまわった。

疲れたら遺跡の影で昼寝した。
僕は夢を見た。
ゆりとナガタさんと僕が生贄祭壇の上に縛られて寝転がされていて、ナバタイ人が何やら奇妙な呪文を唱え、神に祈りを捧げている。
「助けてー」と僕が叫ぶと、例の音楽が鳴り出した。
チャーラチャッチャー、チャーララー、チャーラチャッチャー、チャーララーラーラ
そして、馬に乗ったジョーンズ教授が颯爽と現れ、ナバタイ人を蹴散らした。
「助かった。」と僕らは思った。ジョーンズ教授は得意のムチを使って、ゆりとナガタさんをヒョイと自分の馬に乗せ、クルッと回転して駆け出し、岩盤のシークへと消えていった。
「インディー!」僕は精一杯叫んだが彼はもう帰ってこなかった。そして僕は見事にナバタイ人に殺され、天国の階段を上っていくのだった。めでたしめでたし。
遺跡は楽しいなあ。

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シークを抜けると・・・
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岩の隙間から
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出た!
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うまそう。
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天国への階段
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これクリックすると助かるよ。


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浮いちゃう浮いちゃう
楽しかったシリアを発ち、僕らはお隣のヨルダンに向かった。ルートが同じだったカズさんとジンさんもご一緒に。
ヨルダンの首都アンマン行きの国際バスが満席だったので、タクシーをチャーターして行くことにした。料金もバス運賃と1人300円くらいしか変わらなかった。さすがに5人は強い。
そんなわけで、僕らはタクシーにギュウギュウ詰めになりながら、この旅14カ国目のヨルダンに入国した。

アンマンは街の中にローマ劇場があったりして古い雰囲気を残ししつつも、やっぱり首都だけあって都会な感じ。まあ、でもあんまりシリアと変わんないなあというのが僕の印象。人も食い物もよく似てるしね。

ただ、ヨルダンにあってシリアにないものが1つだけあった。(いっぱいあるだろうけど)
それは、どんな生物であろうとここでは生きることができないと言われる海「デッド・シー」。そう、日本語では歯科医。そうそう、最近、虫歯が痛むんだよなー。うん、右の上。こっちでは保険効かないから高いらしいよね・・・っておい!(やっちゃった)
死海だよ、死海。ちなみに虫歯は事実。もう帰国するかも。

地球上で最も低い海抜マイナス410メートル、塩分濃度が30%の死海。
みなさんも1度は目にしたことがあるであろう、海に浮かんで新聞を読んでいる人の写真。それが死海なのだ。もう体浮いちゃってしょうがないみたいよ。どんなカナヅチでも溺れないみたいよ。これは行っとかないとでしょ。

アンマンに着いた翌日、さっそく僕ら5人は死海に出かけた。バスで行ったんだけど、途中、降りなくちゃいけないところで降りそこない、えらく遠くまで行ってしまった。結局、2台の車をヒッチして何とか死海に到着した。

僕らが到着した時は、波がほとんどなく水面は静かで、太陽に照らされる死海はとてもきれいだった。それほど遠くない対岸にはイスラエルが見えた。こんなに近いのかと少し驚く。そして、やっぱりというか、ウッソーンというか、ぷかぷかと浮かんでいる人間が何体も見えた。
「おおおお!浮いてるやん!」
一気にテンション上昇。そっこー海に入った。

「おおおお!浮いてる、浮いてる!」
まるで自分が浮き輪になったようだった。ほんとおもしろいくらい浮く。いやあ、浮くなあ。なんだ、これは。
みんなもぷかぷか浮いていた。泳げないナガタさんも浮く浮く。最近沈みがちなマイケルも浮く浮く。場の空気が読めることで定評のあるワトソン君もここでは浮いちゃう。
足の届かないところまで行って、普通に体を垂直にして立ったままにしても浮いちゃった。手や足をバタバタと動かす必要なし。水中を歩いちゃうことだってできちゃう。いやあ、それにしても浮くねー。

僕らは大いにはしゃいで浮いたけど、問題がないわけではなかった。体にある傷の跡がえらくしみるのだ。もうヒリヒリしてしょうがない。きゅうりみたいに塩もみされている感じ。水の中にいられるのは15分くらいが限界で、みんなちょっと入っては塩を落とすためシャワーを浴びにいかないといけなかった。あせもがヒザの裏にできていたジンさんは、もうかわいそうなくらい痛そうだった。
僕は最近お肌には気をつけていたので、みんなより長く入っていられたけど、水が目に入ったときはもうたまらなかった。激痛。目が開けられず、涙が流してくれるのを耐えて待つしかなかった。
いやあ、さすが死の海だ。

ひととおり浮いた後は、死海の泥で全身パックした。何でも死海の泥はいいらしいよ。何がいいのかは知らないけど、いいらしいよ。
みんな全身泥まみれに。記念にそこらへんにいた欧米人のおっちゃんに写真を撮ってもらった。

「楽しかったねー。」
シャワーを浴びて帰ろうとしていた時、問題が起こった。さっき撮ってもらった写真が撮れてなかったのだ。
残念だけど、まあしょうがないよねと思っていたら、女性陣が「もっかい泥パックやるんだ」と言う。
まじで!もう夕陽が死海の向こうに沈みかけていた。
結局、僕らは人が少なくなってきたビーチでまたせっせ、せっせと泥を塗りあうことに。2回目だけあって、めちゃ早く塗ったよ。誰かが見てたら、何とも滑稽な光景だっただろうね。

今度はちゃんと写真も撮ってもらい、シャワーを浴びて帰る頃にはもうすっかり日が暮れていた。暗くなってからのヒッチはけっこう難しく、パトカーを止めちゃったりとちょっと大変だった。結局宿に帰ったのは11時をまわっていた。う~ん、やはり死海恐るべし。

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一人で浮くもよし
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2人で浮くもよし
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3人で浮くもよし
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実は2回目なんです



これクリックすると浮いちゃうよ。





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